Googleは数百のアルゴリズムから検索順位を決定しています。さらにGoogleは日々小さなアップデートを行っており、さらに複数のアルゴリズムが絡み合っています。今回はGoogleがどのような要素で順位を決定しているのか、アルゴリズムについてみていきましょう。まずGoogleのランキング要因は次の4つに分けられます。
・プラスの内部SEO要因
・マイナスの内部SEO要因
・プラスの外部SEO要因
・マイナスに働く外部SEO要因

プラスの内部SEO要因とは、自社サイトなど自分で直接いじることができるSEO要素のことです。ユーザーにとって有益なコンテンツにしたり、あらゆる環境からの訪問によってプラスとなります。ただし、乱用することでマイナスになったり、対策次第では逆効果になったりすることもあります。内部要因についてさらに掘り下げるとURL内のキーワードやURL前半部分にあるキーワード、タイトル内のキーワードなどが影響力のあるものです。プラスの内部SEO要因だけでも70個前後の要因があります。続いてのマイナスの内部SEO要因とは、直接操作できるSEO部分で順位を下げる原因となっているものです。クローラーリビリティの妨げ、ペナルティ、評価減が挙げられます。具体的にはドメイン全体でコンテンツが浅いものや、ドメイン評価が低いもの、過剰な内部リンクなどです。かつては内部リンクが多ければ多いほど評価されていましたが、現在はマイナス評価となります。これが外部リンクやフッターリンクも同様です。ドメイン評価の低さや薄いコンテンツ以外は基本的に気をつけていれば防げることでしょう。続いてのプラスの外部SEO要因とは、被リンクの獲得やソーシャルシグナルなどです。権威のあるサイトやページに対して多くの獲得できる被リンクが多ければ、第三者からの評価が高いと判断されます。他にSNSのシェア数やLIKE数も影響を与えるものです。次のマイナスに働く外部SEO要因とは不自然なリンクです。ユーザーとしてサイトを見たときに不自然になっていないかチェックをしておくと安心できるでしょう。Googleのアルゴリズムは細かく、今回紹介したのは一部にしか過ぎません。しかし、公開されている1つずつをクリアしていき、ユーザーにとって有益なコンテンツになるよう制作していけば結果も期待できます。まずはペナルティに違反したり、不自然なリンクを張ったりしないようにしましょう。基本的にマイナスとなるものは避けることが、検索順位を下げないことにつながります。